【Mac】いろんなキー + 矢印キー
Mac では、コマンドキーのようなモディファイキーと矢印キーを組み合わせることで、いろいろ便利な操作ができる。
control + 矢印キー
コントロールキーと矢印キーの組み合わせで、ミッションコントロールを操作できる。
control + ←,→
隣のデスクトップに移動する。
control + ↑
ミッションコントロール。すべてのウィンドウを表示する。
control + ↓
アプリケーションウィンドウ。アプリによっては最近使った書類を表示してくれる。
control + ↑↓ の操作は「システム環境設定」>「Mission Control」で設定を変えることもできる。
また、有名な話だが、[ control ] + f,b,n,p でカーソルを動かせる。
control | f | → ひと文字進める。 |
b | ← ひと文字戻る。 | |
n | ↓ 次の行へ進める。 | |
p | ↑ 前の行へ戻る。 | |
a | 行の頭へ。 | |
e | 行の末尾へ。 | |
v | いち画面分スクロール。ページダウン。 | |
l | カーソルのある行が中央になるまでスクロール。 | |
h | カーソルの左をひと文字削除。バックスペース。 | |
d | カーソルの右をひと文字削除。デリート。 | |
k | カーソルから右を改行位置まで削除。 | |
y | 削除した部分をペースト。 |
[ control ] + a のあと、[ control ] + k を押すと、一行まるまる切り取りできて便利なのだが、切り取ったその一行はクリップボードに記録されない。
が、[ control ] + y (ヤンク)だとペーストできるのである。
また shift キーと合わせてカーソル移動させれば、文を選択することも出来る。
command + 矢印キー
command + ↑
文書やページの冒頭へ移動する。いわゆる HOME キーと同じ挙動。
また Finder で実行すると、ひとつ上のフォルダ(親フォルダ)へ移動する。
command + ↓
文書やページの最後へ移動する。END キーと同じ挙動。
Finder で実行すると、選択したファイルやフォルダ、アプリケーションを開く。
command + ←
その行の一番左へ移動。
command + →
その行の一番右へ移動。
command + ↑↓ はブラウザでも動作するので、便利である。
command + ←→ は行頭、行末というわけではなく、画面の右、左にカーソルを移動する、という感じ。複数行にわたる文の一行目にカーソルがある状態で command + ←→ を実行すると、カーソルはその一行目から動かず左右へ移動するだけだ。
option + 矢印キー
おもにエディタなどで、カーソルを文節ごとに移動できる。
option + ↑
行頭へ移動。
また Finder で実行すると、フォルダ内の一番上の項目へ移動する。
option + ↓
行末へ移動。
Finder で実行すると、フォルダ内の一番下の項目へ移動する。
option + ←
単語ごとに左へ移動。
option + →
単語ごとに右へ移動。
option + ↑↓ は command + ←→ と違い、複数行をまたぐ。何行ある文だとしても、↑ で行頭へ、↓ だと行末の改行位置までカーソルを移動させる。
option + ←→ は単語ごとの移動だが、日本語環境だと単語の切れ目を認識できないので、文節ごとの移動になる。
またこれらの操作は、[ control ]キーによるカーソル移動と組み合わせることも出来る。すなわち [ control ] + [ option ] + [ b ]なら、文節ごとに左へ戻る、という操作になる([ control ] + [option] + n,p は効かない)。
fn + 矢印キー
fn + ↑
いち画面分、上にスクロール。ページアップ。
fn + ↓
いち画面分、下にスクロール。ページダウン。
fn + ←
文書の冒頭へスクロール。HOME。
fn + →
文書の終端へスクロール。END。
この操作もブラウザで動くので、ブログ記事などを読む際、便利だ。
また Finder でも動作をする。
[ command ] + ↑↓ と違い、画面がスクロールするだけで、カーソルはついてこない。
また文書作成において、shift キーと組み合わせると、移動した分を選択できる。この点は command + 矢印、option + 矢印、も同じだ。
ちなみに
今回の記事とあまり関係ないが、矢印を入力するこんな方法があったのだ。
🔗 Macで矢印「↑」を「うえ」とかで変換している人へ。←↓↑→ – Qiita
まぢビビったよ。
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