【Mac】Pages で白紙のページを削除

Pages の白紙ページを削除する

この前、Pages で会社の求人の張り紙をこしらえた。A4 一枚に収めるつもりで作ったのに、2 ページが生成されちゃって、その空白ページが削除できないのである。
 再現すると下の画像のような感じ。

2ページ目の白紙ページを消せない

赤い楕円で示した部分が 2 ページ目だ。
 こいつが消せない。

消し方

この 2 ページ目を消すには、「書類」タブの「書類本文」のチェックを外す。

消し方の解説画像
  1. ツールバー右端の「書類」ボタンをクリック。
  2. 右の欄の中ほどにある、「書類本文」のチェックを外す。
    「ページレイアウト書類に変換してもよろしいですか?」というダイアログが表示されるので、「変換」をクリック。
  3. ツールバー左端の「表示」から「ページのサムネール」を選択する。ページのサムネがあらわれるので、消したいページを右クリックし、「削除」を実行する。

別の方法もある。
「書類本文」のチェックはいじらずに、[ command ] + [ a ]などですべての要素を選択し、コピーしちゃうのだ。
 新規ページを作成してペーストすれば、白紙ページを消したことになる。

書類本文とはなんなのか

Pages はかつて、テキストやイメージのボックスをページにドラッグして、ブロックを積み上げるみたいに書類をレイアウトするアプリだった。あまり使ったことがないので記憶が定かではないものの、文章を書くようなアプリじゃなかった気がする。
 それが、いつの間にか word や egword universal みたいな普通のワープロになっていた。

Pages による縦書きの模様

縦書きなんかもこれこの通りである。
「書類本文」というのはおそらく上の画像のように、書類に直接、本文を書きこむモードだと思う。
「書類本文」のチェックを外す、ということはかつての Pages のように書類を、ページレイアウト専用にする、ということだと思われる。

実際、ページレイアウト書類にすると、ページに直接文章を書きこむことが出来なくなる。文章を打ちこむには、テキストボックスを引っ張ってこなくてはならない。

というわけで、Pages もいつのまにか進化していたのだった。
 久しぶりに使ってみて思ったけど、なかなかいいアプリになってたよ。
 試してみたけど、長文の編集もイケそうだし、プレーンテキストや RTF へ書き出したりも出来るみたいだし。「Mac の word ってないの?」みたいな無邪気な質問に、今後は困らなくてすむかもだ。