【Apple】Magic Trackpad 2 を買った

最初の Magic Trackpad が発表されたのは Wiki によると 2010 年 7 月だそうだ。
 筆者は発売と同時に注文したので、もう 9 年以上、Magic Trackpad を使っていたことになる。

今後も使い続けようと思っていたのだが、よくわからない不具合があらわれはじめた。
 ポインタの動きがもの凄く鈍くなるのだ。遅くなるというか途切れ途切れになるというか。
 ポインタが、指の動きについてきてくれないのである。
 CPU の処理速度が追いつかないときの動きによく似ていると思うのだけれど、CPU はいたって平穏だ。
 BetterTouchTool などのアプリのせいでもない。

たぶんだけど、Bluetooth のせいだと思う。
 Magic Trackpad の向きを変えたりするとよく直るのだ。
 また、不具合が生じた状態で放っておくと、よく接続が切れたりもしていた。
 Bluetooth が wifi とかと干渉するのかと思い、いろいろ試してみた。しかしなにをやっても改善しない。PRAM のリセットとか超ひさしぶりにやったけど駄目。
 あるいは電池の接触不良か。

なにやっても再発するので新しいものを買うことにした。
 15,000 円くらいしてふざけんな、と思ったけどしゃあない。

んで、こいつがやってきて、テンション上がりまくり。
 繰り返しになるが、筆者は 9 年以上も Magic Trackpad を使ってきたのである。すでに機能も知りつくしている。なのにテンション上がっちゃうから、Apple 製品は凄いと思う。

Magic Trackpad 2 は、前作より薄くなった。
 また傾斜も浅め。単三電池から内蔵バッテリに切り替わったせいだろう。

縦横のサイズは大きくなったようだ。並べると一目瞭然だが、単独で置くとそんな感じはしない。なんといっても横幅が広くなって、ベゼルみたいな上の部分がなくなったのは好印象。

クリック感はやわらかい。
 Magic Trackpad 2 からは二段クリックが出来るようになった。たとえば web サイトのリンクを、強めのクリックで押した時は Google Chrome で開く、とか出来たら便利かもしれない。BetterTouckTool なら多少、強めクリックのカスタマイズができるようだ。

また、これまでは上方向へ三本指スワイプとかすると、トラックパッドが動いてしまい不便だった。文鎮を置いて位置がずれるのを防いだりしていた。今回のは傾斜が緩めのせいか安定している。動かない。
 もう文鎮もいらないし、単三電池の充電も不必要になった。前は電池の充電にほぼ一晩かかったりしていて楽ではなかった。

肝心の不具合はどうなったかというと、直らねぇ。
 相変わらず動きが突如、鈍くなる。
 しかしこれで、この不具合は Magic Trackpad 本体の故障ではない、ということが判明したわけだ。めでたしめでたし。

余談だが、初心にかえってこの問題に取り組んでみた。筆者は Magic Trackpad の真横に MacBook を置いているのだが、これが良くなかったようだ。MacBook の Bluetooth をオフにしたら、たちどころに直ったよ。今のところ不具合は発生していない。馬鹿な結論で申し訳ないけれど、どうもこれが正解っぽい。

○追記:と思ったらまた再発。
 もしかしたら、Mac mini と Magic Trackpad 2 の距離が遠いせいかもしれない。遠い、といってもせいぜい 60cm くらいだ。これを 30cm ほどに縮めると調子良くなる。気がする。まだ油断ならない。