【Mac】いろんなキー + 矢印キー

2021年2月14日

いろんなキー + 矢印キー

Mac では、コマンドキーのようなモディファイキーと矢印キーを組み合わせることで、いろいろ便利な操作ができる。

control + 矢印キー

コントロールキーと矢印キーの組み合わせで、ミッションコントロールを操作できる。

control + ,

隣のデスクトップに移動する。

control +

ミッションコントロール。すべてのウィンドウを表示する。

control +

アプリケーションウィンドウ。アプリによっては最近使った書類を表示してくれる。

control + ↑↓ の操作は「システム環境設定」>「Mission Control」で設定を変えることもできる。

また、有名な話だが、[ control ] + f,b,n,p でカーソルを動かせる。

controlf→ ひと文字進める。
b← ひと文字戻る。
n↓ 次の行へ進める。
p↑ 前の行へ戻る。
a行の頭へ。
e行の末尾へ。
vいち画面分スクロール。ページダウン。
lカーソルのある行が中央になるまでスクロール。
hカーソルの左をひと文字削除。バックスペース。
dカーソルの右をひと文字削除。デリート。
kカーソルから右を改行位置まで削除。
y削除した部分をペースト。

[ control ] + a のあと、[ control ] + k を押すと、一行まるまる切り取りできて便利なのだが、切り取ったその一行はクリップボードに記録されない。
 が、[ control ] + y (ヤンク)だとペーストできるのである。

また shift キーと合わせてカーソル移動させれば、文を選択することも出来る。

command + 矢印キー

command +

文書やページの冒頭へ移動する。いわゆる HOME キーと同じ挙動。
 また Finder で実行すると、ひとつ上のフォルダ(親フォルダ)へ移動する。

command +

文書やページの最後へ移動する。END キーと同じ挙動。
 Finder で実行すると、選択したファイルやフォルダ、アプリケーションを開く。

command +

その行の一番左へ移動。

command +

その行の一番右へ移動。

command + ↑↓ はブラウザでも動作するので、便利である。
 command + ←→ は行頭、行末というわけではなく、画面の右、左にカーソルを移動する、という感じ。複数行にわたる文の一行目にカーソルがある状態で command + ←→ を実行すると、カーソルはその一行目から動かず左右へ移動するだけだ。

option + 矢印キー

おもにエディタなどで、カーソルを文節ごとに移動できる。

option +

行頭へ移動。
 また Finder で実行すると、フォルダ内の一番上の項目へ移動する。

option +

行末へ移動。
 Finder で実行すると、フォルダ内の一番下の項目へ移動する。

option +

単語ごとに左へ移動。

option +

単語ごとに右へ移動。

option + ↑↓ は command + ←→ と違い、複数行をまたぐ。何行ある文だとしても、↑ で行頭へ、↓ だと行末の改行位置までカーソルを移動させる。
 option + ←→ は単語ごとの移動だが、日本語環境だと単語の切れ目を認識できないので、文節ごとの移動になる。
 またこれらの操作は、[ control ]キーによるカーソル移動と組み合わせることも出来る。すなわち [ control ] + [ option ] + [ b ]なら、文節ごとに左へ戻る、という操作になる([ control ] + [option] + n,p は効かない)。

fn + 矢印キー

fn +

いち画面分、上にスクロール。ページアップ。

fn +

いち画面分、下にスクロール。ページダウン。

fn +

文書の冒頭へスクロール。HOME。

fn +

文書の終端へスクロール。END。

この操作もブラウザで動くので、ブログ記事などを読む際、便利だ。
 また Finder でも動作をする。
 [ command ] + ↑↓ と違い、画面がスクロールするだけで、カーソルはついてこない。
 また文書作成において、shift キーと組み合わせると、移動した分を選択できる。この点は command + 矢印、option + 矢印、も同じだ。

ちなみに

今回の記事とあまり関係ないが、矢印を入力するこんな方法があったのだ。

🔗 Macで矢印「↑」を「うえ」とかで変換している人へ。←↓↑→ – Qiita

まぢビビったよ。