Mac のアプリの削除は単純
アプリケーション本体をゴミ箱に入れる。
Mac のアンインストールは、基本的にアプリケーション本体をゴミ箱に入れるだけでいい。
web でダウンロードしたアプリも、App Store でインストールしたアプリも変わらない。ゴミ箱に入れて削除で OK。
macOS 14 Mojave 現在、App Store でインストールしたアプリの削除にはパスワードの入力を求められる。
なおこの方法は、アプリ本体が削除されるだけで、アプリが自動で生成する設定ファイルやフォルダなどはコンピュータ内に残される。
Launchpad からアンインストール
アプリケーションを一覧にして表示するランチャー、Launchpad 上でもアンインストールできる。
iPhone や iPad と同様、表示されたアプリアイコンを長押しするとアイコンの左肩にバツ印のマークがあらわれる。バツを押せば削除完了。
この方法でアンインストールできるのは、App Store でインストールしたアプリだけらしい。
また、この方法も、アプリが自動で生成する書類などは削除されない。
AppCleaner を使用する
アプリケーションが自動で生成する設定ファイル等は、コンピュータ内に残しておいてもほとんど問題ない。
しかしながら、再インストールするつもりがない限り、それらのファイルを残しておく必要もまたない。いらないファイルがストレージを占有することになるし、気分的に気持ち悪いと感じる人もいるだろう。
AppCleaner を使えばアプリケーション本体とともに、関連のファイルもいっせいに削除できる。
AppCleaner は以下からダウンロードできる。
起動してあらわれるウィンドウに、対象のアプリケーションをドラッグ&ドロップ。あとは「Remove」ボタンを押せば削除だ。
システム環境設定から項目を外す
システム環境設定にサードパーティーの環境設定項目がインストールされることがある。これをアンインストールには、削除したいアイコンを右クリック(コマンド + クリック)する。
削除を選択すればアンインストールできる。
アンインストーラーを使う
アプリケーションによってはアンインストーラーが用意されていることがある。
たとえば Adobe Flash Player のアンインストーラーは、「アプリケーション」フォルダ内、「ユーティリティ」の中にある。
Google 日本語入力のアンインストーラーは、「アプリケーション」フォルダ内にコピーされる。
場合によっては dmg ファイルのなかに入っていたりもする。
「これ、どうアンインストールしたらいいんだろう」と悩むようなアプリケーションは、アンインストーラーが準備されている可能性があるので、捜してみる価値はある。
Homebrew におけるアンイストール
便利なコマンドを気軽にインストールできる、パッケージ管理ツール Homebrew。アンイストールも簡単だ。
ターミナルで以下を実行する。
brew uninstall コマンド名
インストールしたコマンドは、brew list
で確認できる。
また、Homebrew cask でインストールしたアプリは以下のようにアンイストールする。
brew cask uninstall アプリ名
こちらも、インストールしたアプリの一覧を brew cask list
で確認できる。
Homebrew それ自体のアンインストール方法は、公式ページの FAQ に記載されている。
🔗 FAQ — Homebrew Documentation
上記文書内の「How do I uninstall Homebrew」にある命令を実行する。2019 年 1 月現在は、以下のようになっている。
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/uninstall)"