Oculus Go で Mac 内の動画をストリーミング
自立型の VR ヘッドセット Oculus Go。wifi と SSD が内蔵されているので、本体だけ買えば アプリやコンテンツをダウンロードして VR を楽しめる。
三万円弱という値段も驚きだったが、とくに、FANZA (dmm.co.jp)がアプリをリリースして、男性諸氏に強いインパクトを与えた。筆者は去年の春ごろに Oculus Go を買った。そのときにはもう、おびただしい数の VR 動画が販売されていて、この国はまだまだ大丈夫なのではないかと思わされたものだ。
SKYBOX
Oculus Go のアプリで Mac に保存してある動画をストリーミングできる。
以下のアプリがよく利用されているみたいだ。
この手のアプリは、iPhone や iPad でも同じだが、母艦でサーバアプリを起動し、端末側のプレイヤーアプリにストリーミングする、というのが多い。SKYBOX も同じように、上記のページの「Get the App」から PC クライアントをダウンロードできる。
あとは起動して、共有したいフォルダをドロップするだけだ。
Oculus Go 側のプレイヤーは、app ストアみたいなところで「SKYBOX」と検索すれば出てくる、と思う。
Oculus Go 上で SKYBOX を起動して、左のパネルの「AirScreen」から、サーバアプリで選んだフォルダにアクセスできる。
SKYBOX は、Mac 側のシステム環境設定 >「共有」>「ファイル共有」が ON になっていれば、「Local Network」からMac 内をブラウズすることが出来る。かならずしも PC クライアントは必要ないように見える。また、SKYBOX は ServeToMe というアプリのサーバーも拾ってくれる。
🔗 zqueue: ServeToMe streaming media server
個人的には ServeToMe のほうが公式のものより使いやすい気がする。
Moon VR Player
🔗 Moon VR Player – Video Player for VR
Moon VR Player は SKYBOX と違い、サーバーアプリが必須だ。上記サイトで「Air Play」でダウンロードできる。
Oculus Go 側のプレイヤーはストアから。
🥽 Moon VR Player : Stream videos from PC/3D/2D/360/180 | Oculus
ウィンドウに共有したいフォルダをドロップすれば、準備は完了だ。
Moon VR Player で VR 動画を再生しようとすると、けっこう戸惑う。SKYBOX でも最初はちょっと迷うが、それでも Moon VR Player ほどではない。それだけ、Moon VR Player は設定する項目が細やか、ということかもしれない。
Moon VR Player は外観がちょっと可愛くて、背景が綺麗。ただ、ファイルネームが読みづらいか、という印象。
ほかに、Plex というアプリもよく使われているらしい。
特殊な目的に Oculus Go を使う
「porn vr」などと、Oculus のブラウザで検索すると、おそらく pornhub がヒットする。アクセスして再生すると、ちゃんと VR 動画として再生されるのだ。pornhub は独自のアプリも開発しているらしい。
しかしながら、違法アップロードされた動画っていうのは見るだけでも罪になる、みたいな話がある。ちょっと使いづらい。
VR の世界で覇権を築いているのは、なんといっても DMM プレイヤーだと思う。セールの時とか一本 680 円くらいで買えたりする。新技術はポルノで人口に膾炙する、みたいな話があるわけだ。たぶん、浮世絵の版画とかのころから、男子はいつもメディアの最先端技術へ投資させられてきたのだろう。
仕方のないことであり、宿命として DMM で金を使っていこうと思っている。