【Loud Typer】遊び心ある Mac のキー音設定アプリ

2021年2月24日

Loud Typer を買ってしまった。

アプリ内課金で ¥610(2021 年 2 月現在)。
 でもこれ、面白いんだよ。

Loud Typer

Loud Typer はキーを打つと、タイプライターみたいな打鍵音を鳴らしてくれるアプリだ。
 Mac App Store で無料でダウンロードできる。

🔗 ‎「Loud Typer」をMac App Storeで

無料版だと選択できる打鍵音は「タイプライター」のみに制限される。
 また、このアプリを動作させるには「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」>「プライバシー」タブの「入力監視」に許可を与える必要がある。

起動するとメニューバーにアイコンがあらわれる。「セッティング」で設定すれば、Dock にアイコンを出すようにも出来る。
 試してみると、キーを打つたびにカシャッ、カシャッと音が鳴る。
 リターンキーを押すとシャーッとか、紙を送る音なのかな、そういう音がする。
 ここまでなら、まぁ、こんな感じか、程度のものである。
 こういうアプリは旧 MacOS のころからあった。よくインストールして音を鳴らし、5 分くらいで飽きて二度と起動しない、というのがお決まりだった。

しかし Loud Typer は、「タイプライター」以外の音が面白いのだ。

いろいろな音を試す

メニューアイコンから「セッティング…」を実行し、設定画面を呼び出す。

無料版でも「サウンドテーマ」タブで、音のテストが出来るのだ。

左でサウンドテーマを選び、右の欄に適当な文字を打ちこむと、音を確認できる。
 例えば「ドラム」。
 打ちこむとドラムとかシンバルっていうのかな、あの音が鳴り渡るわけ。演奏してるみたいになってくる。
 例えば「鳥」。
 キーボードを打つに連れて小鳥たちがさえずるのだ。同じキーを押すと、いつも同じさえずりが再生されるわけではない。なんかバリエーションが豊かだ。圧倒的森林感にひたれる。
 うってかわって「軍隊」。
 砲撃や銃声がバンバンとどろく。硝煙の匂いが鼻をつく感じなのである。
「ドロイド」とか、「ターミナル2」とか、レトロ SF っぽい感じも楽しい。
 ほかにもいろいろあるので、ぜひ試してほしいところだ。

とはいえ、けっきょくは「クリック音3」とかに落ち着くんだろうなぁ。
 設定画面では、特定のアプリの時だけサウンドを鳴らす、という設定も出来る。また自分でサウンドテーマを作れるみたいだ。
 ちなみに、アプリ内課金を解除する場合は、設定画面の「その他」タブで支払いできる。

仕事の効率が上がるようなもんじゃないけど、こういう楽しいのはどんどん増えていって欲しいな、と個人的には思っている。