【Loud Typer】遊び心ある Mac のキー音設定アプリ
Loud Typer を買ってしまった。
アプリ内課金で ¥610(2021 年 2 月現在)。
でもこれ、面白いんだよ。
Loud Typer
Loud Typer はキーを打つと、タイプライターみたいな打鍵音を鳴らしてくれるアプリだ。
Mac App Store で無料でダウンロードできる。
🔗 「Loud Typer」をMac App Storeで
無料版だと選択できる打鍵音は「タイプライター」のみに制限される。
また、このアプリを動作させるには「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」>「プライバシー」タブの「入力監視」に許可を与える必要がある。
起動するとメニューバーにアイコンがあらわれる。「セッティング」で設定すれば、Dock にアイコンを出すようにも出来る。
試してみると、キーを打つたびにカシャッ、カシャッと音が鳴る。
リターンキーを押すとシャーッとか、紙を送る音なのかな、そういう音がする。
ここまでなら、まぁ、こんな感じか、程度のものである。
こういうアプリは旧 MacOS のころからあった。よくインストールして音を鳴らし、5 分くらいで飽きて二度と起動しない、というのがお決まりだった。
しかし Loud Typer は、「タイプライター」以外の音が面白いのだ。
いろいろな音を試す
メニューアイコンから「セッティング…」を実行し、設定画面を呼び出す。
無料版でも「サウンドテーマ」タブで、音のテストが出来るのだ。
左でサウンドテーマを選び、右の欄に適当な文字を打ちこむと、音を確認できる。
例えば「ドラム」。
打ちこむとドラムとかシンバルっていうのかな、あの音が鳴り渡るわけ。演奏してるみたいになってくる。
例えば「鳥」。
キーボードを打つに連れて小鳥たちがさえずるのだ。同じキーを押すと、いつも同じさえずりが再生されるわけではない。なんかバリエーションが豊かだ。圧倒的森林感にひたれる。
うってかわって「軍隊」。
砲撃や銃声がバンバンとどろく。硝煙の匂いが鼻をつく感じなのである。
「ドロイド」とか、「ターミナル2」とか、レトロ SF っぽい感じも楽しい。
ほかにもいろいろあるので、ぜひ試してほしいところだ。
とはいえ、けっきょくは「クリック音3」とかに落ち着くんだろうなぁ。
設定画面では、特定のアプリの時だけサウンドを鳴らす、という設定も出来る。また自分でサウンドテーマを作れるみたいだ。
ちなみに、アプリ内課金を解除する場合は、設定画面の「その他」タブで支払いできる。
仕事の効率が上がるようなもんじゃないけど、こういう楽しいのはどんどん増えていって欲しいな、と個人的には思っている。